手風琴街便り♬♩♩♫♪

連れ去り予告

「その犬なんていう犬?」
ジジと散歩しているとそう声をかけられることがよくあります。

声をかけてくれるのはとてもうれしいです。
ジジがブリーダーに放棄されたことをお話ししてこういう不幸な動物たちが沢山いることを知ってもらえたり、時には動物ボランティアをされている方や、不幸な犬や猫の里親さんになった方や里子になったわんこ達と知り合えたりするからです。
大抵はいい人たちとお話ができ、これも犬を飼う楽しさだと思います。

でも世の中いい人たちばかりではないということを思い知らされることがたま~にあります。

それはジジが我が家に来てからまだ2か月か3か月くらいたった頃。
いつものように散歩中どこかのおばさんに「その犬なんていう犬?」と声をかけられました。
ジジは「グレートデンです」。

ねこじた丸はジジが年寄でブリーダーから放棄された犬であることを話しました。

その人のご主人も以前は大型犬を沢山飼っていたそうで、それで声をかけてきたのだとか。

でも、その人は「そういう犬は早死にする」「介護が大変だからそうなる前に安楽死させろ」と何度も言ってきました。
そんなことを言われ、こちらとしてはあまりいい気分ではありません。

ジジが「早く行こうよー」と 言っているし「それじゃ」と言って去ろうとしたら腕をつかまれ引き留められた。



年寄のジジを引き取ったのは覚悟の上。


それに安楽死は安易にするものではありません。
人間が見ているのが辛かったり、介護できないからと言ってその子自身の意思を無視してはいけない。
飼い主なのだから、その子が「まだ生きたいよ」と言っているのか「もう耐えられないよ」と言っているのか聞き取れなければならない。
その判断は本当に難しい。一生後悔するかもしれない。
最後の時まで愛情を注いで大切にすることが飼い主の誓い。

多分、その人は「安楽死」ではなくて「殺処分しろ」という意味で言っていたのだと思う。
どこの獣医が年寄りという理由だけ安楽死の処置を施すというのだろうか?
その人の家ではそうしてきたのだろうか?


その人は「私は犬のことをボランティアで教えてやっているんだ」と言い放ち、めちゃくちゃな犬に関する知識を散々披露した挙句、ねこじた丸に顔を近づけてきて「私の気に入らない飼い方をしたら連れ去ってやる!」と吐き捨ててようやく立ち去って行った。

あたりは暗くなり一時間以上引き留められてしまった様だった。
疲れているジジを見て、あのおばさんから早いとこ逃げればよかったと激しく後悔した。

相手はなぜか家の場所を知っていた。
グレートデンを飼っている家は少ないし、通りがかりに庭にいるところでも見たのだろう。
それ以来、そのおばさんが誘拐しにくるのではないかと不安になっている。

もし連れ去られたりしたら一番傷つくのはジジ。
ジジを守ってあげなければ、と思うとあまり庭に出せなくなってしまい、少し人間不信になり散歩の時も神経が尖っていた。


でも、あの時あのおばさんは「恐いから私は絶対触らない」と言って手を引込めて一度もジジに触れようとはしなかった。
確かに、犬をよく知らない人がグレートデンのような見た目に迫力のある犬を見たら触ろうとは思わないだろうけど、犬を知っている人ならジジのような温厚なタイプを安全な犬だと見抜けます。そして上手に接します。

犬が怖くて触れない人が、どうやって連れ去ろうとするのか?
暴力でいうことを聞かせようとするかもしれない。

あのおばさんは、ご主人が飼っていた犬に恐い思いをしていたのかも。
犬に対する恐怖を大人しいジジに対して攻撃して必死に隠そうとしていたのかもしれない。










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